同窓会長あいさつ ～県西は本年創立100周年を迎えました～
県西同窓生の皆様には、日頃何かと同窓会の運営事業にご協力ご支援をいただき有難うございます。
県西は令和元年に創立100周年となり、10月に記念式典を盛大に行うことができました。
100周年の記念事業につきましては、同窓会役員の方々、同窓生の方々、学校関係者および在校生の皆様の多大なご尽力に対して感謝申し上げます。
記念事業の一環であります、100周年記念会館の建設は令和2年夏より、旧図書館があった場所にて着工されています。多くの皆様からの寄付により建設を進めていき、完成後は県に寄贈するという形を取っており、皆様からの寄付金は税務上の優遇措置を受けられております。100周年記念会館とは、未来の県西生の成長に資する目的と共に、県西の歴史資料を保管・展示し同窓生の拠り所とする歴史記念館の意味を持つものとなっております。
記念事業に関しまして同窓生の皆様、学校関係者の皆様に対して寄付のお願いを第1期、第2期と行ってまいりました。当初の目標は7000口であり、結果は遠く及びませんでしたが、令和2年3月末時点で約2200人の方から、約2500万円の寄付を頂戴致しました。ご協力いただきましたご厚意に、深く感謝申し上げます。
創立100周年記念誌におきましては、県西の100年の歴史が詳細に分かるとともに、在学中および卒業後にすばらしい成果を挙げた同窓生の手記も掲載されており、ご希望の方には販売しております。
令和2年におきまして、県西15回生の2名の方から多額の寄付を学校に頂戴いたしました。通常の予算の範囲では難しい学校の設備の更新および生徒の学習環境の整備に限り使わせて頂くこととし、早速一部を使い、令和2年のコロナ禍での真夏の授業を乗り切るために、エアコンの無い5教室にエアコンを設置することができました。ご厚意に深く感謝申し上げます。
令和元年は、サッカー部が県大会で準優勝となり正月の全国サッカー選手権でTV放映される1歩手前まで行きました。陸上部では全国インターハイ優勝選手が出ました。音楽科の生徒の活躍も広がりを見せております。最近では「部活の県西」とよく言われますが、学業の方でも難関大学への進学者数のアップも盛り返しつつあるところであります。学校の特別授業では定期的に幅広い分野の社会人講師を招いて講演授業を実施し、教科書以外の知識の習得にも努めております。
今後私たちの母校が益々発展していきますよう、同窓生の皆様のご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。
2020年8月吉日
兵庫県立西宮高等学校同窓会長 織田 一郎
