全部免除申請とは ~重要事項~

4月の合格発表後、学校より4月末ごろに「登録試験合格証書」が送られてきますが、これは単なる筆記試験の合格証で整備士としての効力はありません。

日産学園卒業生は卒業後一定期間、実技試験を免除されています。  
整備士検定合格証を得ることで資格取得となりますので、必ず検定試験の全部免除申請を行い、検定合格証を請求するようにしてください。

※ 申請は、原則各自で行いますが、就職先(販社など)によっては、会社の方で行ってくれる場合がありますので確認してください。

申請期間は、合格日より2年以内です。
申請をして、整備士合格証書を受領しないと、学校で学んだ意味が無くなってしまいます。
後になって学校や振興会に言ってもどうにもなりません。

申請用紙は、自分の生活拠点の近くの整備振興会で購入(申請書、通知はがきなど120円)し、手数料として2450円(1級、車体など1科目の場合、2級はガソリン及びジーゼルの2科目の場合は4900円)の収入印紙を貼って提出します。
その際、登録試験合格証書印鑑卒業証書も持参してください。

申請の流れ ~ 登録試験終了後 ~

4月初旬 登録試験結果発表 京都府整備振興会のHPにも掲載

発表日またはその翌日 結果通知書が自宅に届きます。

           1級の場合、口述試験の案内が届きます。

4月末ごろ 登録試験合格証書を学校が受領し、自宅へ郵送します。

      1級の場合、5月初め頃に口述試験を受験し、5月の末ごろ結果発表

↓  学校から送られてくる合格証書は、筆記試験の合格証書です。
   これだけでは、整備士として認められません。

近くの整備振興会で、全部免除申請の手続きを行う。
  (販売会社が代行するところもございます。各自で確認してください)

↓  全部免除申請とは、検定試験筆記及び実技試験の免除の申請を行うことです。
   この申請を行うと整備士の有資格者として認められます。

↓  全免申請用紙書き方見本(PDF)   1級小型  2級ガソリン
                         車体   2級ジーゼル

「検定合格番号のお知らせ」が整備振興会から自宅の方に届く。
   例) 近畿二か○○○○○ というような番号

10月下旬 「自動車整備士合格証書」を整備振興会で受け取る。
       この合格証書は再発行されませんので大切に保管してください。

随時 【推奨】 自動車整備士手帳の申請
                       これがあると、様々な場面で便利です。

  ※ ここまでの手続きが完了すれば、あなたは自動車整備士となります。

 

自動車整備士合格証書の名前の表記について

登録試験の合格証書の氏名の漢字が常用漢字ではない(旧字体など)の場合は、合格証書の名前が「カタカナ」表記になっています。
常用漢字外(旧字体など)での名前の表記を希望する場合は、全部免除申請時に名前の欄に丁寧にその字を書いておけば、自動車整備士合格証には旧字体などでも表示してもらえます。

 

整備士手帳について

手帳の申請は、生活拠点(地元)の自動車整備振興会にあなたの資格を登録するためのものです。自動車整備士合格証書到着後、「整備士手帳」の申請を随時してください。
整備主任、検査員の講習に必要となりますので、申請しておいたほうがいいでしょう。

※詳細は、地方の自動車整備振興会により異なることがありますので、事前に各整備振興会(HPなど)へ問い合わせてください。
※整備士合格証書、卒業証書、印鑑、写真、手数料が必要になります。

 

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