確かな未来を歩み続ける

 

帯金同窓会長

同窓会の皆様におかれましては、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、本年度の母校の状況につきまして、極めて厳しく、かつ不透明な局面にあることをご報告せねばなりません。今春の新入生募集において、残念ながらここ数年継続している定員割れに歯止めがかからず、ついに全学年が各2クラス、全校でわずか6クラスという状況となりました。かつての賑わいを知る同窓生にとっては、この教室数の減少は寂寥の念に堪えません。しかし、この現実は避けて通れない母校の「現在地」であり、私たちはこれを真摯に受け止める必要があります。

 数年前、沼津西高校との再編・統合の話が持ち上がりましたが、皆様もご承知の通り、あの計画は白紙へと戻りました。しかし、白紙撤回から現在に至るまで、静岡県教育委員会からは今後に関する新たな指針や具体的提案は示されておりません。この「空白の期間」とも言える状況下で、学校規模の縮小だけが着実に進んでいる現状に、私自身、強い危機感と焦燥感を抱いております。

 県の出方を待つだけでは、母校の未来は開けません。こうした不透明な情勢だからこそ、私たち同窓会が母校の「盾」となり「支え」となることが不可欠です。たとえ小規模であっても、「あすのために鍛えよ」という校訓のもと、地域に必要とされる城北高校の独自性と魅力を、私たち卒業生の手で改めて発信し、守り抜いていこうではありませんか。

 同窓会としても、学校側と密に連携し、生徒たちの教育環境を維持・発展させるための支援に全力で取り組んでまいる所存です。会員の皆様には、この正念場において、これまで以上のご関心と、多大なるご支援・ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。

 結びに、皆様のご健勝を祈念するとともに、沼津城北高校が困難な時代を乗り越え、確かな未来を歩み続けることを強く願い、挨拶とさせていただきます。

会長 帯金 潔