現在は、東京農工大学教授として活躍されています。

あなたにとって、石山高校とは

人生の礎となる、“出会い”と“学び”があった3年間です。

石山高校時代の思い出は

特に思い出に残っているのは、1年生(8組)の時ですね。いま思い返しても、非常に個性的な面々の集まりでしたが(笑)、“ここ一番”という時には、(不思議と?)結束力がありました。学園祭の「展示」部門でも1位を取りましたし、他の行事でも何かと賞を取っていました。あとは、試験期間が終わる度に“打ち上げ”と称し、ファミリーレストランに行っていましたね。しかし、打ち上げるほど、皆(私を含め)が試験勉強していたかというと・・・(苦笑)後々、受験勉強が本格化していくと、“1年生の頃からもう少し勉強もやっておけば・・・”、と後悔しそうなものですが、それは全くありませんでした。何より、生涯にわたる仲間との出会いの「場」、となった訳ですから。最高のクラスでした!

学生時代を振り返って

入学する前から“石山高校=自由な校風”というイメージがありました。実際、入学してみると、学業はもちろんのこと、日々の生活面においても学生の“自主性”が尊重され、学園祭や体育祭などの行事にかける情熱や時間も想像以上でした。
当時は、そこまで認識できなかったのですが、“自由であるからこそ、自らを律し、責任ある行動が求められていた”のだと思います。現在、自らが大学教員として教鞭と執るうえで、この経験は“仲間の大切さ”とともに学生に最も伝えたい経験です。