会長挨拶

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ごあいさつ



四條畷学園 全学同窓会会長
大西 寛治

 

四條畷学園同窓会の会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

このたび、長きにわたって務められました岡本日出士会長ご勇退の後、全学同窓会会長を引き継ぎました大西寛治と申します。

私は、学園中学校の19期生です。岡本会長就任と同時に、中学校同窓会の副会長として共に同窓会活動に携わって参りました。母校である学園への思いは、誰にも負けないと自負しております。これからも、学園の理事長先生をはじめ、各校園の先生方、関係者の皆様のご支援のもと、同窓生の皆様のご協力を得て、同窓会活動を盛り上げていく所存です。皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

 「朝夕向かふ飯盛の…」と学園歌にも歌われている飯盛山には、「織田信長に先駆けた天下人」とも言われている三好長慶が居住した飯盛城がありました。大東市市制60周年記念事業の一環として、飯盛山が政治的、歴史的に重要な地であったことが紹介され、飯盛山の知名度が上がっています。飯盛山頂からは、大阪平野はもちろん京都、北摂、神戸、淡路島…とすばらしい眺望が広がります。

 その飯盛山に抱かれる地で、四條畷学園は昨年90周年を迎えました。大正15年に高等女学校として開校して以来、一昨年に新設した大学看護学部も加わり、幼稚園から大学までを擁する総合学園として発展し、建学の精神である「報恩感謝」のもと多くの卒業生を輩出してきました。地元では、「学園」と言えば、数多くの学校がある中で四條畷学園を指します。私たち同窓生にとっては、「学園」は四條畷学園以外ありえません。

 開校からの90年、その間には、教育制度改革、男女共学、学部新設、校舎新築など、想像を超える学校運営のご苦労があったかと思います。同窓生として、敬意を表し感謝申し上げます。そして、100周年に向けてのこれからの10年は、少子高齢化、グローバル化、情報化などが進み、学校教育の現場においても、かつて経験したことがない対応が求められます。私学にとっては、生き残りを賭けた時代に突入しました。同窓会も、学園発展のために応援していきたいと思います。

 最後に、同窓会の会員の皆様の今後益々のご多幸を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。


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